ＯＮ ＴＨＥ ＣＯＲＮＥＲ

―儲かる地方都市シンポジウム―
【まちみがき】
地域の魅力を再発見＜えひめの建築めぐり＞シンポジウム。

◆ゲストスピーカー◆
建築家であり、瀬戸内アーキテクチャーネットワーク代表として建築の魅力を伝える白石卓央さんをお招きしました。

瀬戸内アーキテクチャーネットワーク：
http://www.setouchi-archinet.com/

「世界の丹下健三」は出生地は大阪ですが、隣町今治が出身地。
市の中心に据えられた建築群を訪ねてファンは来県します。
まつやまはといえば、【県庁本庁舎】、のみならず【萬翠荘】、三津の【石崎汽船】、
西垣生の【鍵谷カナ頌功堂】を設計した木子七郎がキーパーソン。
身近にある地域資源の魅力を共有する【まちみがき】企画としての開催でした。

建築は近年興味深くと取り扱われる題材です。現在開催中の道後オンセナートでも、
建築をアートとコラボさせることで新たな魅力とファン層を獲得しています。
今回ご参加いただいた方々と接していて感じたのは、潜在的な建築嗜好家は確実にいらっしゃる。
丹下建築でいえば現在の愛媛県立美術館がある場所に存在した「愛媛県民館」は取り壊され、

「今治公会堂」や「香川県立体育館」は保存運動が起こって解体を免れています。きちんとした議論を踏まえる
こと、愛着ある景観をどう維持・更新していくかの議論は、地域資源の魅力開発＝『もーかるろーかる』につながります。

えひめの建築についてのシンポジウム、ありそうで近年少なかったのかもしれない機会を、
繁盛店物語がもーかるまちづくりのための【まちみがき】の機会と提案できたことが、次の議論の場に発展していけば幸いです。

なお、ゲストスピーカーの白石さん率いる瀬戸内アーキテクチャーネットワークより「道後建築巡礼コースガイド」を、
また参加者の方より「せとうちアーキツーリズム」パンフレット寄贈いただきました。ご興味ある方は繁盛店物語のtake freeコーナーでお取りください。


今後のスケジュール
マンスリーシンポジウム『ON THE CORNER』５月
5/24（木）【まちかいぎ】

雑誌出版社といっしょに考える このまちの「きのう・きょう・あした」
1975年に「タウン情報まつやま」を創刊。地域情報の収集・発信を通じて松山をよく知る企業、株式会社エス・ピー・シーさんと、
37年にわたり地域に根ざした不動産事業を行う日本エイジェントが贈るこのまちの「きのう・きょう・あした」シンポジウム。